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タイトルのような実験が成功されました。

内容を簡潔に書くと

①胎児のマウスの歯茎から歯の元になる細胞を採取して、培養によって「歯胚」という歯の原形の構造物を作った

②それを、別のマウスの腎臓皮膜下に移植して成熟させた

③ある程度成熟したら、更に別のマウスの歯を欠損させた部分に移し、歯として機能できるまで育てた

これを今までの研究より短期間で育てあげた



この実験では、1匹のマウスの歯を再生するのに2匹のマウスを犠牲にしています。

普通は移植すると拒絶反応が起こりますが、この実験では遺伝的特徴がほぼ同じ(同系統の)マウスに移植しているのでそれは問題となっていません。

しかし、実際に人間で実用化するには、成人になれば①のような歯の元になる細胞は自分自身には存在しないので、どこから元になる細胞を採ってくるのかが問題になります。

他人の、それも元になっている細胞を持っている人間となると子供から貰うことになりますが、これは道義的に問題があります。また、他人から貰うとなると拒絶反応に対処しなければいけません。


それよりも、京都大学の山中教授が開発した「iPS細胞といういろいろな臓器、器官の細胞に変われる細胞」が臨床応用できるようになれば、自分の体にある皮膚の細胞なんかに手を加えてiPS細胞にしてしまい、それを歯の元の細胞に成長させることも可能となりそうです。
これなら、道義的な問題、拒絶反応の問題もクリアできます。

ただ、iPS細胞を歯の元の細胞として使えるようにするには、まだまだ年月が掛かると思います。


もう一つの課題は、②のような成熟させる場所は自分の腎臓皮膜下は現実には無理なので、替わりの成熟させる環境を今後新たに考えて開発しなければいけないのです。
研究発表者は、誰にも負担をかけない体外で成熟させられる装置の開発を考えているようです。

これも、まだまだ時間が掛かりそうです。


でも、大変画期的な研究結果だと思います。歯の再生に少しずつではありますが近づいていると感じました。


以下、産経新聞 7月13日配信より転載

 歯のもとになる細胞から歯と歯周組織をセットでつくり、移植して再生させることに東京理科大の辻孝教授らの研究チームがマウスで成功した。入れ歯やインプラント(人工歯根)の代替医療につながる可能性がある成果という。13日付の米科学誌「プロスワン」に発表した。

 研究チームは胎児マウスの歯茎から上皮細胞と間葉(かんよう)細胞を取り出して培養し、“歯の種”となる再生歯胚を作製。大人のマウスの腎臓皮膜下に移植し、約60日かけてエナメル質の歯や歯槽骨などからなる「再生歯ユニット」に成長させた。

 このユニットを、歯を欠損させた別のマウスに移植すると、すぐに機能し、かみ合わせができた。歯槽骨は40日であご側と結合。歯には神経と血管が通い、刺激が脳に伝わることも確認した。実験には遺伝的特徴がほぼ同じで、拒絶反応が起きないマウスを使った。

 チームは平成19年、再生歯胚をマウスの歯茎に直接移植する手法で歯の再生に成功したが、かみ合わせができるまで歯が成長するのに約50日かかっていた。

 辻教授は「ヒトの歯が完全に成長するのに4、5年要し、従来法では時間がかかりすぎる。今回の方法は即戦力なので、メリットは大きい」と話す。

 ただ、臨床応用への課題は多い。
歯のもとになる細胞は、若年層なら親知らずから見つかる可能性もあるが、成長期が過ぎた大人には存在しない。また、自分の腎臓に移植して成長させる方法も現実的ではない。
実用化には人工多能性幹細胞(iPS細胞)で歯胚を作り、皮下や体外で成長させる技術などが必要だ。

 辻教授は「体外で作製できる装置が実現すれば、自分の細胞から作った歯や臓器を自身に移植する置換再生医療が現実味を帯びてくる」と話している。


現在売られている歯磨剤の多くはフッ素入りですが、中にはそうでないものもあります。

見分け方としては成分表に次のどれかが記載されていればフッ素入りです

モノフルオロリン酸ナトリウム
フッ化ナトリウム
フッ化第一スズ


フッ素濃度は、歯科医院専売のものは900~1000 ppmフッ素という値です。

これは、薬事法によって歯磨き粉のフッ素の許容濃度が1000ppm以下と定められているからです。

市販のものははっきりわかりませんが、900~1000 ppmかこれより少し低い濃度ではないかと思います。


前回の記事に書いたように、このフッ素入り歯磨剤を有効活用するには、歯磨き後にすすぎ過ぎない事です。


ここでは、とりあえず具体的な使用方法を2つ紹介します。

ひとつめ

ライオンの歯科医院専売のチェックアップCheck-Upという商品が、フッ素濃度950ppmフッ素で、以下の使用法を推奨しています。

歯磨剤の使用量:歯科用歯ブラシと同じ長さ(0.5g,子供は0.3g)

使用後のすすぎ:約25mlの水で3~4秒ブクブクうがい、これを2~3回

使用後1時間は飲食を控える。



ふたつめ

スウェーデンのイエテボリ大の予防歯科の有名な歯磨き法をご紹介します。

歯磨き材はたっぷり(約1.5g、2cmほど)つける。

2分磨く。

使用後のすすぎは10mlの水で1回だけ行なう。

この時、歯全体特に歯の間に水がよく行き渡るようにグチュグチュ1分間行う。

歯磨き後2時間は飲食をしない。

これを1日2回行う。

ライオン推奨の磨き方より、より多くの量を使い、よりすすぎの水の量、回数を減らしています。

これによって、虫歯の発生率を明らかに抑制したとの報告があります。

要するに、

多めに歯磨剤を使い、すすぎはごく少量の水にする。

すすぐときに洗口液のように十分歯に行き渡らせる。

磨いた後は、飲食を1~2時間は控える。

一日2回は行う。



すすぎの水の量を少なくすれば、歯磨剤のフッ素濃度や使う量は細かく気にしなくていいと思います。

「多め」でいいでしょう。


ただ、これが市販の歯磨剤でできるか一度試してみてください。

味が強くて、泡が立ち過ぎて、10mlの水1回のすすぎでは難しいと思います。

ライオンの推奨する磨き方でも、結構きついのではないでしょうか。


最後に、この磨き方に気が行き過ぎて、雑に磨いて終わらせることのほうがが怖いと付け加えて置きます。


長く丁寧に磨く事を苦痛にしないために、小さい頃から磨く練習をすることはとても大事です。

ですが、小学生の中学年くらいまでの手の動きがまだおぼつかない年齢の場合、磨き方を上手にしようにもできないのです。

なので、小学生までは細かい磨き方よりも、フッ素が口に残る量、歯の周囲に残る量で虫歯を予防するほうが賢明と言えるでしょう。

中学生以降は、これにプラス、磨く技術を高めていくことが大切だと私は考えます。

フッ素だけで虫歯をすべて予防できるわけでもないし、大人になれば歯周病の予防もしなければいけませんから。


歯磨き粉を使うのと使わないのとではどちらがよいですか?
使うとしたらお薦めのものはありますか?


1.歯磨き粉を使わない利点

歯磨き粉を使うとスーッとしたそう快感で磨けた気分になります。

また発泡剤の影響で、磨けたかどうか舌先で歯を触っても泡が立っているとわかりません。

なので、はじめは歯磨き粉を使わないで舌先で歯のざらつきやネバネバ感が取れたか確認しながら磨いたほうがよいと思います。


2.歯磨き粉を使う利点

歯磨き粉を全然使わないでいると歯が茶色く着色します。

そういう点では使ったほうがいいです。

また、最近の歯磨き粉はほとんどフッ素が入ってますので、むし歯予防の効果も期待できます。


3.おすすめの歯磨き粉は?

泡立ちが少ないフッ素入りの歯磨き粉でしょうか。

もう一つは歯科医院で売っているフッ素だけ入ったペーストです。

①泡立ちが少ない歯磨き粉について

歯磨き粉に含まれるフッ素の効果ですが、磨いてるときではなくて磨き終わってからしばらく口に残っているフッ素が歯を強くしてくれるのです。

泡が立ちすぎると磨いた後のすすぎが多くなってしまい、口に残るフッ素はほとんど無くなってしまいます。

ですから、すすぎが少なくめにできる泡のあまり立たない歯磨き粉がいいと思います。

泡を立たせる成分(発泡剤)は、歯がつるつるになった錯覚も起こさせますから、少ないほうがいいのです。

フッ素入りの歯磨き粉を使用した後は、1~2時間は何も飲んだり食べたりしないでくださいね。


②フッ素だけ入ったペーストについて

これは、研磨剤も発砲剤も入っていません。

歯を磨いた後に、口全体に行き渡らせて余分は吐き出し、うがいはしません。

もちろん、1~2時間は飲食禁止です。

そうすれば、フッ素が数時間高い量で保たれます。


③大人でもフッ素入り歯磨き粉は必要?

必要と言いますか、効果があると思います。

フッ素というと、子供の頃の萌え立ての歯を強化する目的で利用すると考えられる方が多いかもしれません。

もう一つ目的があります。

それは、歯の再石灰化を促進させることです。

歯の表面は、一日のうちでも酸で溶かされたり(脱灰)、だ液中のミネラルで再度硬くなったり(再石灰化)を繰り返しています。

脱灰より再石灰化が優る環境を作ってあげることが大切です。

脱灰<再石灰化


歯を磨き、歯の表面にフッ素が届きやすいようにして、
脱灰で弱った部分に低濃度のフッ素(フッ素入り歯磨剤、ペースト)を
一定時間作用させる。
フッ素を取り込んで再石灰化するのでより強い歯になることが期待できます♪

①、②で具体的に書いております^^


で、私はどんな風に磨いているかと申しますと、、、

一日に1回は、10分近く時間をかけて磨きます。

このときは歯磨き粉をつけずに、汚れの落ち具合を舌先で確認しながら磨きます。

よくすすぎます
(歯からこすり落とされて浮き上がった細菌を口から追い出すためにはよくすすいだほうがいいです)
この時、殺菌剤入りのリンスを使うと浮き上がった細菌を殺してくれるので効果的です。

その後に、フッ素だけのペーストを歯に塗布します。

1~2時間飲食禁止です。この磨き方は、特に寝る前が良いですね。


一日にもう1,2回簡単(2~3分)磨きますが、その時はフッ素入り歯磨き粉をつけて磨きます。

最後のすすぎは軽くです。
昨年の秋、次のニュースがテレビや新聞で報道されました

歯磨きの回数が1回やそれ未満の人は、

2回磨く人より心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)に成りやすい。

それを示した調査論文が発表された


この論文の詳細をかみ砕いて書きます。

論文は、British Medical Journalという医学雑誌に5月に掲載された

スコットランド在住の35歳以上の男女に、1日何回歯磨きをするか尋ねた

そして平均8年間で、その人たちの全身の炎症状態がどう変化したか調べた

また、心血管疾患の発症やそれによる死のリスクがどれだけ高くなったかを調査した


すると、

全身に炎症があるかどうかを現す物質の血中濃度は、歯磨きの回数が少ないほど高くなる傾向があったとのこと。

また、1日に2回歯を磨く人たちより、1回だけ磨く人たちの心血管疾患の罹患リスクは1.3倍高かった。

さらに、1回未満の人たちではリスクは1.7倍と高かった。

そして結論は、

口腔衛生を怠ると低レベルの全身炎症や心血管疾患を発症するリスクが上昇する。



それなら、2回磨けばいい!

私は2回磨いてるから大丈夫!



それだけで済ませられるのでしょうか。。。




1.歯みがきの回数だけでなく、質はどうなんだろう?


1~2分の大雑把な歯磨きを2回
      VS.
丁寧で時間をかけた磨き方1回


果たして前者のほうがリスクは低くなるのでしょうか?




2.この調査はあくまでスコットランドに住んでいる人が対象
そのまま日本人に当てはめて良いのか


スコットランドの人の生活習慣は、日本人とどんな違いがあるのだろうか?

もしかしたらスコットランドの人の磨き方は、日本人より一般的に丁寧、質が良いのかもしれない。

だとすると、日本人が今の磨き方で回数だけ増やして、果たして心血管疾患のリスクを下げられるのか?
(その逆もあるかもしれませんが)


スコットランド人の食習慣では歯磨き1回以下と2回で違いがあったが、

今の日本人の食事内容で同じように違い出るのだろうか?




3.前向きに考えたとき

2回磨いて、

更に丁寧に磨けば、

もっと心血管疾患のリスクを減少させられるかもしれない!



そんなことを考えて、このニュースを聞いていました。
はじめまして

いしわり歯科医院 院長の石割裕三と申します

日常で感じたこと、お口の健康に関するニュースや自分の考えを書いていければいいな

そう思っております

よろしく願いしますm(_ _ )m
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