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全記事   »  2011年05月
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現在売られている歯磨剤の多くはフッ素入りですが、中にはそうでないものもあります。

見分け方としては成分表に次のどれかが記載されていればフッ素入りです

モノフルオロリン酸ナトリウム
フッ化ナトリウム
フッ化第一スズ


フッ素濃度は、歯科医院専売のものは900~1000 ppmフッ素という値です。

これは、薬事法によって歯磨き粉のフッ素の許容濃度が1000ppm以下と定められているからです。

市販のものははっきりわかりませんが、900~1000 ppmかこれより少し低い濃度ではないかと思います。


前回の記事に書いたように、このフッ素入り歯磨剤を有効活用するには、歯磨き後にすすぎ過ぎない事です。


ここでは、とりあえず具体的な使用方法を2つ紹介します。

ひとつめ

ライオンの歯科医院専売のチェックアップCheck-Upという商品が、フッ素濃度950ppmフッ素で、以下の使用法を推奨しています。

歯磨剤の使用量:歯科用歯ブラシと同じ長さ(0.5g,子供は0.3g)

使用後のすすぎ:約25mlの水で3~4秒ブクブクうがい、これを2~3回

使用後1時間は飲食を控える。



ふたつめ

スウェーデンのイエテボリ大の予防歯科の有名な歯磨き法をご紹介します。

歯磨き材はたっぷり(約1.5g、2cmほど)つける。

2分磨く。

使用後のすすぎは10mlの水で1回だけ行なう。

この時、歯全体特に歯の間に水がよく行き渡るようにグチュグチュ1分間行う。

歯磨き後2時間は飲食をしない。

これを1日2回行う。

ライオン推奨の磨き方より、より多くの量を使い、よりすすぎの水の量、回数を減らしています。

これによって、虫歯の発生率を明らかに抑制したとの報告があります。

要するに、

多めに歯磨剤を使い、すすぎはごく少量の水にする。

すすぐときに洗口液のように十分歯に行き渡らせる。

磨いた後は、飲食を1~2時間は控える。

一日2回は行う。



すすぎの水の量を少なくすれば、歯磨剤のフッ素濃度や使う量は細かく気にしなくていいと思います。

「多め」でいいでしょう。


ただ、これが市販の歯磨剤でできるか一度試してみてください。

味が強くて、泡が立ち過ぎて、10mlの水1回のすすぎでは難しいと思います。

ライオンの推奨する磨き方でも、結構きついのではないでしょうか。


最後に、この磨き方に気が行き過ぎて、雑に磨いて終わらせることのほうがが怖いと付け加えて置きます。


長く丁寧に磨く事を苦痛にしないために、小さい頃から磨く練習をすることはとても大事です。

ですが、小学生の中学年くらいまでの手の動きがまだおぼつかない年齢の場合、磨き方を上手にしようにもできないのです。

なので、小学生までは細かい磨き方よりも、フッ素が口に残る量、歯の周囲に残る量で虫歯を予防するほうが賢明と言えるでしょう。

中学生以降は、これにプラス、磨く技術を高めていくことが大切だと私は考えます。

フッ素だけで虫歯をすべて予防できるわけでもないし、大人になれば歯周病の予防もしなければいけませんから。


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